<   2009年 03月 ( 16 )   > この月の画像一覧

Spring has come!

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ようやく春らしくなってきました。056.gif
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by maco4459 | 2009-03-29 11:23 | 日々のこと

シューシャインボーイ

特別あつらえの巨大な靴ブラシを小道具に、派手な前掛けに帽子といういでたちで、町の劇場でシューシャインボーイを唄った。
半泥子74歳の時である。
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by maco4459 | 2009-03-29 01:48 | 川喜田半泥子

哲学のある文具店

近所にできた輸入専門の文具店に行ってきました。
その名は『aufheben(アウフヘーベン)』。
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『アウフヘーベン』
語源を調べました。
ヘーゲルが弁証法の中で提言した概念で、和訳すると『止揚』という意味らしい。
古きものが否定され、新しきものが顕われるとき、古きものすべてが遺棄されるのではなく、
古きものが持っている内容のうち、積極的な要素が新しく保持される、ということらしい。
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経営者の生き方の哲学が顕われている店が好きだ。
そしてその哲学も誰かの真似や請け売りでないものがいい。

店主は広告代理店の営業マンのような若くてスマートな男性だった。
秋田にこんな店がもっと増えるといいのに。。。。
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                   本日の戦利品 (^^)v
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by maco4459 | 2009-03-28 22:47 | 日々のこと

がんばれニッポン!

サッカー日本代表を応援しながら、晩酌を。
銘柄はもちろんAKADAMA SWEET WINE PREMIUMのソーダ割 。
最近私はこれにはまっているのです。(^^)
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by maco4459 | 2009-03-28 20:31 | 日々のこと

祝 無線LAN 開通  (^^)v

ほぼ1ヶ月、格闘してようやく我が家の無線 LAN が開通しました。
旗艦機がAppleのPower Mac G4Quick SilverなのでルータもAir Mac Express を購入したのですが、これがなかなか手強いヤツでなかなかネットとつながりませんでした。

つながった瞬間、じんわりと喜びが湧いてきて、なんとも言えない達成感を味わいました。
技術者や科学者の人は恐らくこの瞬間が仕事の喜びなのかもしれません。

これで妻が購入したノートパソコンDELL Inspiron13とネットが共有できる環境になりました。072.gif
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by maco4459 | 2009-03-28 15:00 | 日々のこと

真の自由人としての基盤

半泥子は祖母・政子を深く敬愛していた。
そしてその遺訓を袋に入れ、一生肌身から離さなかった。

       己をほむるものは悪魔と思え、
         吾をそしるものは善知識と思え、
           ただ何事も己を忘れたるが第一也。
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by maco4459 | 2009-03-21 09:11 | 川喜田半泥子

半泥子の窯焚き

窯詰め、火入れの時は自ら割り木をくべ、窯の前で食事をし、窯から出る煙の行方を見ながら茶を点て、夜を徹するのがならいだった。

あとはケ・セラ・セラ 1300℃の焔にすべてを委ね、窯の神のおぼしめし通り、どうぞ好き勝手にという開き直り。

焼物は人間と同じで、中身さえしっかりしていれば、あとは気の向くままに背広にネクタイ、ジーパンにTシャツ、どれを身につけてもその人間に変わりはなく、釉薬は着物、窯変は柄という自由さ。

土においても良い土、悪い土というものはなく、それぞれが持っている土味を最大限に活かした焼き方こそ陶芸の神髄なのだ。
これが半泥子の構築した焼物世界であった。(『日本の陶芸と窯』講談社MOOKより抜粋)
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by maco4459 | 2009-03-20 11:28 | 川喜田半泥子

永遠の憧れの女性

私にとっての永遠の憧れの女性。
それは実在しない。

村上春樹の小説『ノルウェイの森』の登場人物、ハツミさんである。
ハツミさんは名門私立大学の女子大生であり、主人公ワタナベの先輩・永沢さんの彼女である。

…ハツミさんは腕組みして目をつぶり、タクシーの座席の座席の隅に寄りかかっていた。
金の小さなイヤリングが車の揺れにあわせてときどききらりと光った。
彼女のミッドナイトブルーのワンピースはまるでタクシーの片隅の闇にあわせてあつらえたように見えた。淡い色合いで塗られた彼女の形の良い唇がまるで一人言を言いかけてやめたみたいに時折ぴくりと動いた。そんな姿を見ていると永沢さんがどうして彼女を特別な相手として選んだかわかるような気がした。ハツミさんより美しい女性はいくらでもいるだろう、そして永沢さんならそういう女をいくらでも手に入れることができただろう。しかしハツミさんという女性の中には何かしら人の心を揺さぶるものがあった。そしてそれは決して彼女が強い力を出して相手を揺さぶるというのではない。彼女の発する力はささやかなものなのだが、それが相手の共振を呼ぶのだ。タクシーが渋谷に着くまで僕は彼女をずっと眺め、彼女が僕の心の中に引き起こすこの感情の震えは一体何なんだろうとずっと考え続けていた。しかしそれが何であるのかは最後までわからなかった。…


永沢さんは超秀才で国家試験に合格し外務省に就職が決まっている。
あまりに理性的で恋と言う感情すら第三者的に分析したりする。
そしてハツミさんに心底惚れているわけではない。

ワタナベはハツミさんに永沢さんとずっと一緒にいても幸せにはなれないと諭す。
しかし、そのときハツミさんはワタナベに決定的な台詞を言う。

この台詞は永遠に私の心に残るであろう決定的なものだ。

『でもね、ワタナベ君、私はそんなに頭のいい女じゃないのよ。私はどっちかっていうと馬鹿で古風な女なの。システムとか責任とか、そんなことどうだっていいの。結婚して、好きな人に毎晩抱かれて、子供を産めればそれでいいのよ。それだけなの。私が求めているのはそれだけなのよ』

知的で洗練されていて、それでいて大人なハツミさんのような女性が、愛の手応えの無い永沢さんのような男に惚れる。
相手との駆け引きをせず、逃げ道もつくらず無条件降伏で相手に惚れるというところが、粋で格好いいのだ。

だがハツミさんの愛はハッピーエンドでは終わらない。
そして哀しいくらいに切ない結末が待っているのだ。
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by maco4459 | 2009-03-20 01:05 | 随想

木村重成の末裔

湯沢市の木村酒造の創始者が木村重成にゆかりがあるらしいという噂は以前から耳にしていた。

当地に仕事で行ったついでに酒蔵見学に訪れた。
本来の目的は噂の真実を探ることだ。
アポ無しなのでダメもと精神。

受付で見学の申し出をすると、あっさりOKがでた。
ほどなく奥から品のいい初老の男性従業員がやってきて、酒蔵を案内し説明してくださった。

頃合いを見計らって『こちらの御当主が木村重成とゆかりがあると聞いているのですが』と尋ねるとその方は意味深な笑いをした。

ややあって近くの棚に置いてある家系図の写しを見せてくれた。
その『木村酒造系譜』によると、
木村重成には一男二女があって、大坂落城の際、嫡男・治良左衛門は城を脱出し、十五歳のとき秋田雄勝郡院内銀山に下り、深山幽谷に身を隠した。
その後、近郊の角間村の五郎作という男の処に身を寄せ、その娘を娶ったという。

その方は系図の末を指し『14代の木村重利、これが私です』と言った。
なんと、この方が工場長であり、木村家の現在の御当主であったのだった。
事情があって経営は現在、他に委ねているのだという。

先代がなぜ酒屋を営むようになったのか不思議に思ったので聞いてみた。
重成の嫡男・治良左衛門の女の兄妹の一人は大阪・高麗橋板倉八右衛門という人物に嫁いだのだが、この高麗橋付近には酒屋が現在もあり、それに何か関係があるのかも知れないとのことだった。

別れ際にお土産にと酒の小瓶を1本頂いた。
この福小町という銘柄は東京の老舗割烹の名店のいくつかでオリジナル銘柄として提供しているとのこと。

お礼を言い帰ろうとする私に御当主はきちんとした姿勢で何度も深々と礼をしてくださった。
こちらが恐縮するくらいだった。

  いろいろ勉強になりました。
  そして、このご縁を大切にしたいと思います。

この御当主とは、またお会いできるような予感がするのである。
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by maco4459 | 2009-03-18 00:14 | 歴史

信楽灰釉杯/自作

四年前、信楽の小川顕三先生の陶房でつくったもの。
半日だけの限られた時間だった。
私はろくろで成形しただけで、高台の削り、釉掛け、焼成はおまかせ。
だから自作と言うのにはとても憚られる。

成形後、色見本の中から好きな釉薬を指定できたのでこの灰釉に決めた。
だが正直なところ、気に入ったものがなかったので消去法で選んだ。

しかし時が経つにつれ、この灰釉に惹かれはじめている。
飽きのこないものは時とともに良さがわかるのだろう。

滋味というか雅味というか、じんわりと魅力がわかってくる。
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by maco4459 | 2009-03-14 13:28 | 陶芸