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小田和正と夏目漱石

中学生のとき5人のオフコースの全盛期だったこともあり、通過儀礼のように 友人にLPレコードを借りた。
小田さんの声を聴いて好きになった。

当時から熱狂的なファンがいる一方で、やはりアンチ派も存在し、軟弱とか、女々しいとか批判的な人もいた。
そんな訳で男でオフコースのファンを公言することはなかなか勇気の要ることだった。
当然私も隠れオフコースファンいや小田和正ファンだった。

『笑っていいとも!』に小田さんが出たとき、反小田だったタモリさんとは話が全く噛み合なかったらしい。
ふと気になってこの前、YouTube で観たら、小田さんは可哀想なくらいイジメられていた。
『なにもそこまで・・・』
というくらいに。

あれから多くの年月が流れた。
オフコースは4人になり、そして解散し、小田さんはソロになった。
映画も創った。
主人公の名は『夏目草介』。

数年前に発表したオリジナルアルバムの題名は『個人主義』。

NHKの朝の連ドラの主題歌の題名は『こころ』。

小田さんは夏目漱石が好きなんだろうと思った。
オフコースを解散するとき、
タモリからいじめられたとき、
自ら監督をした映画がメディアからコテンパンに批評されたとき、
心の支えとして
漱石の作品を読んでいたに違いない。
きっと。

このごろ、小田さんの活躍が華々しい。
ドーム公演を何度も行い、あんなに避けていたメディアにも頻繁に登場するようになった。

終わりを考えているんだな。
そう思うようになった。
高らかに活動停止宣言とかしない人だし。
今の姿が彼からのファンへのメッセージなのだろう。
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by maco4459 | 2009-01-05 13:56 | 随想
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