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盃を愛でる 第二夜

今宵は藤田長夫さんの粉引きの盃で神龜上槽中汲を。
この盃は結構ボリュームがあるだが、手取りは驚くほど軽い。
それゆえ酒が進む。

神龜は口に含むと得も言われぬ苦みと辛みが口の中に広がる。
言うなれば人生の苦み辛みであろうか?
若き日の忸怩たる失敗、失恋のほろ苦さ、伝えられなかったあの人への想い・・・

酒滴が喉をとおるときキリリとした刺激がある。
その余韻を残しつつ、この美し酒は五臓六腑にじんわりと沁み渡っていくのである。
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by maco4459 | 2010-02-18 20:45 | 日々のこと
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