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誰のために/石光真清

石光真清の4部作ついに読了。
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『やはり帰りますか』
弟・真臣も大手町の憲兵司令官舎で酒を酌みながら問うた。
大陸に『出掛ける』と言わずに、大陸に『帰る』と言うのは弟だけである。
『帰らなくてはなるまいさ。シベリアや支那大陸の情勢がどうなろうとも、僕は僕で・・・やっぱりあの事業を挽回するほかは残された道がないからな。崩れた道、荒れた道だがね』
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by maco4459 | 2009-02-25 00:09 | 読書日記 | Comments(0)

男の優しさとは

以前勤めていた会社の同期に杉山という男がいた。
杉山は当時、彼女と別れたばかりで、相手からよりを戻してくれと言われて困っている、としきりにこぼしていた。

『男の優しさってやつは、5日後あたりに相手に伝わるのが本物なんだ、やたらと女にあれこれ親切にするのが優しさじゃない』
『ふーん、そんなもんなのか。で、5日後に相手に伝わる優しさってどんな風にすればいいんだ?』
『お前にはわからんよ。お前は誰にでも優しくしようとするからな』
『・・・・・』

あれから多くの年月が流れた。
人並みに結婚もし、子供にも恵まれた。

男の優しさってどんなもんなんだろう?
ときどき考えるが答えは出ない。

職場のおばちゃんに恋愛相談したとき言われたことがある。
『女の人を追いかけちゃダメよ。女はしっかりとつかまえておかなくちゃ』
どうやらこのへんにヒントがありそうだ。

塩野七生女史は『優しくあること』について次のように定義している。
『優しくあれるようになるためには、人生には不可能なことがある、とわかった年からである。自分でも他者でも限界があることを知り、それでも全力を尽くすのが人間とわかれば、人は自然に優しくなる。優しさは哀しさでもあるのだ。これに至ったとき、人間は成熟したと言える。そして、忍耐をもって、他者に接することができるようになる』

私はこの意見に賛成なのだが、これに『相手に見返りを求めないこと』を付け加えたい。

『男の優しさ』
これは永遠のテーマなのかもしれない。
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by maco4459 | 2009-02-24 13:04 | 随想 | Comments(0)

マザコン礼讃

マザーコンプレックス、いわゆる冬彦さん状態の男。
礼讃されていいのだろうか?

塩野七生の『男たちへ』を読んでいたら第23章にマザコン礼讃という表題があった。
興味がそそられたので読んでみた。
塩野女史によればマザコンにも2つのパターンがあるという。

第一は、息子がもともとたいしたできでないために、たいしたできでない母でも影響力をふるえるというケース。
第二は、息子もなかなかのできなのだが、母親もそれに匹敵するほどの人格の持ち主であるために、息子の方も影響を受けざるを得なかったという場合。

う〜ん、深い。さすがに塩野七生である。
塩野家はたしか父親が不在なので、おそらく第二のケースのはずだ。

男は少なからずマザコンであると私は思っているのだが、我が家の場合はどうなのだろう?
深く追求しないほうがよいようなので、寝ます。(~~)
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by maco4459 | 2009-02-24 01:23 | 読書日記 | Comments(0)

楢山古道具店

期間限定(2月20日〜26日)の『楢山古道具店』さんに行ってきました。
1F はおしゃれな雑貨屋さん。
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2F へと階段をのぼります。。。
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by maco4459 | 2009-02-21 16:24 | 日々のこと | Comments(0)

BOOK CROSSING

秋田市民交流サロン『ALVE de ヨルカイギ』に行ってきました。
BOOK CROSSINGは自分の読み終わった本を飲食店や公共スペースなどに置いて、読みたい人が自由に持っていって、次々と読み継いでいく米国発の活動。

今回は秋田で中心となって活動している田崎宏明さんをゲストに迎え、活動の紹介や参加者とのフリートークをしました。

大学生や社会人含め老若男女20名くらいの参加でしたがそれぞれに持ち寄った本を紹介、その場でBOOK CROSSINGを行いました。

市民活動に参加したのは今回が初めてでしたが、いろんなバックグラウンドをもつ方々の新鮮なお話が聞けました。
なかなかイイもんですね。こういうのも。(^^)v
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by maco4459 | 2009-02-21 11:31 | 日々のこと | Comments(2)

癒しの空間

前から行ってみたかった喫茶店に行ってきました。
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秋田市下北手にある『小茶』。
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店内の調度品や絵画、陶器はどれも『〜風の』ではない本物ばかり。
しかもそれはママさんの自作だったりするのです。
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知人の陶芸家・倉田鉄也さんとは旧知の間柄とのこと。
絵画、陶芸、オヴジェ・・・時を忘れて話が弾みました。(^^)♪
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by maco4459 | 2009-02-20 22:47 | 日々のこと | Comments(0)

不世出の才人/小村雪岱

石光真清の手記を読んでいたら、出版社のしおりが挟まれてあった。
何気なく目に留まった絵。
このとき初めて小村雪岱の存在を知った。
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わが国装丁史上屈指の名作、泉鏡花『日本橋』を手がけた日本画家が小村雪岱。
その仕事は、挿絵・装丁はいうにおよばず、舞台芸術の世界でも一家をなすほどで、本職の画業に収まらない広がりと奥行きを持っていた。
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by maco4459 | 2009-02-20 10:19 | 美術 | Comments(0)

孫七山だより

知人の陶芸家・倉田鉄也さんの陶房の雪景色。
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倉田さ〜ん、お元気ですか?
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by maco4459 | 2009-02-17 20:19 | 日々のこと | Comments(0)

望郷の歌/石光真清

『城下の人』、『曠野の花』、に続く3作目の手記。
舞台は日露戦争後の満州。
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満州での事業に悉く失敗した真清は失意のうちに日本に帰国する。

『・・・・・』
母は答えられない私の心中を察したのであろうか、急に調子を和らげて微笑した。
『苦労したねえ、お前は。でも肩身を狭く思うことは少しもないよ。お国のためにしたことだからね』
『わかっています』
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by maco4459 | 2009-02-15 16:34 | 読書日記 | Comments(0)

至福のひととき

締め切りが迫っていた仕事も今日でひとまず一段落。
めでたし、めでたし。
自分自身に『おつかれさん』
頭なでなで、よし、よし、よし。
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by maco4459 | 2009-02-08 01:03 | 随想 | Comments(2)