カテゴリ:陶芸( 47 )

倉田鉄也作陶展

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by maco4459 | 2012-04-28 00:14 | 陶芸 | Comments(0)

アキタノハジメ

去年カワノホトリでお世話になった田村一さんの個展が開かれています。
場所:秋田市coco laboratory
会期:10月15日(土)〜10月23日(日)
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今年益子から里帰りし、秋田市仁別に工房をopenされたそうです。
田村さん作品は前衛的で退廃的な色香があって、パリのポンピドゥー・センターなんかに飾ったら似合いそうな作風です。
一方で和の精神を大切にして、トラディショナルな日本の陶工の魂を持って作陶されているのではと拝察しています。
田村さんの作品は大人はもちろんですが、創造性が芽生えつつある小学生とか幼稚園児にも見てもらいたいと思います。

田村さんのブログ
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by maco4459 | 2011-10-20 22:52 | 陶芸 | Comments(0)

山の稜線

神谷美恵子の文章が好きだ。

無力感にうちひしがれるとき、私は好んで山の稜線に目をあげる。

そこに一本または数本の木が立っていればなおさらよい。

木々の間を通してみえる空は神秘的だ。その向こうには何が…との思いをさそう。

ことに夕やけの時など、山が次第に夕もやの藍に沈んでゆくと、稜線に立つ枝がくっきりとすかし模様をえがき、それを通して、この世ならぬ金色の光がまぶしく目を射る。

地上にどんな暗いものが満ちていようとも、あそこにはまだ未知なもの、未来と永遠に属する世界があると理屈なしに思われて、心に灯がともる。

非合理な「超越」への思慕も昔から人の心を支えてきたのだ。

この思慕がみたされるとき、初めて心に力が注がれる。


この文の中に出て来る『山の稜線』という言葉。

やきものを見るとき私はその口縁をそして高台まわりを『山の稜線』と重ねあわせてしまう。
心惹かれる作品は『山の稜線』が想像できるのだ。

丸山陶李さんから格別のご好意により頂いたぐいのみ。
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唐津の岸岳の土でつくり、釉薬は井戸と同じものを使われているそうだ。
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by maco4459 | 2011-09-23 10:53 | 陶芸 | Comments(0)

鬼粉引とユトリロの白

鬼粉引湯呑み/丸山陶李
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この鬼粉引は陶李さんが3月の震災に遭われたとき、お見舞いにと岐阜・熊谷陶料さんから
届けられたた荒々しい原土で轆轤引きしたもの。

陶李さんのHPで初めてこの作品を拝見したとき、『これで赤ワインを呑みたい』と思った。
『湯呑み』なのに、である。

私には粉引の白がユトリロの白に見えた。
ユトリロの白は温もりのある慈愛に満ちた色だ。
それでいて気高く気品が合って洗練されている。

陶李さんの作品は和の精神の中にどこかフランスの印象派の絵のような風情を感じる。
印象派=フランス=ワイン
単純な発想でごめんなさい。。。。

『鬼粉引きを赤ワインで育てると・・・、
赤鬼粉引きになってしまいそうな予感がするのですが、
育てていただけることを嬉しく思います』


と嬉しいコメントをいただいたので早速実行してみました。
粉引きの白にワインの紅い雫がルビーのように輝いて綺麗です072.gif
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高台からは原土の『土味』を楽しむことができます。
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by maco4459 | 2011-09-15 22:42 | 陶芸 | Comments(0)

pentagonal cup & saucer

最近の作陶のテーマは五角形。
幾何学的に五角形には黄金比が隠されている。
大宇宙の美の法則が織り込まれている神秘の図形。
それが五角形。

古代ギリシャの哲学者プラトンは正五角形で囲まれた正十二面体の立体は宇宙そのものだと考えていた。
またドイツの天文学者ケプラーは正五角形の1辺の長さと対角線の長さの比は宝石のようだと讃えている。

五角形は私にとって叡智の象徴の図形なのだ。
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by maco4459 | 2011-08-07 11:02 | 陶芸 | Comments(0)

もんしろう陶展

40歳でフリーカメラマンから陶芸家に転身した入義紋四郎さん。
秋田市のあっけら館で個展が行なわれている。
お茶を飲みながら、いろいろ楽しい話を聞かせていただいた。
カメランマンだった頃はフランスの傭兵部隊の写真なども撮っていたそうだ。
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飄々とした好々爺に見えるが、修羅場を幾度もくぐり抜けてきた人の地金の強さみたいなものを感じた。
ちょい悪オヤジなんて言葉が流行っていたが、この人は筋金入りだ。
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秋田には何度か来ていて、私の知り合いとも繋がっていて、『世間はせまいな〜』と二人で言葉を合わせた。
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今回の個展のテーマは『沈黙(しじま)の花』
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もんしろうさんは『静寂の中の生命の律動を表現しようと製作している』と語っていた。
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別れ際、『何か聞きたい事があったら訪ねてきなさい』と温かいお言葉をいただいた。
今度お会いするときまで『これ、オレの作ったヤツです』と胸を張って言えるようなものを作りたいナ。
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by maco4459 | 2011-05-20 22:33 | 陶芸 | Comments(0)

松韻窯、松本先生、永遠に。 

窯主 松本健司さんがこの3月に急逝されたことを案内状ではじめて知った。
享年48歳。あまりにも早すぎる旅立ちだった。
窯主のいない工房展。
これが松本先生の遺作展となってしまった。
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若いときからどこか老成した方だった。
構えの無い鷹揚なお人柄は老若男女誰からも愛されていた。
奥行きの広い考えをされる方だった。
一緒に話をしていて楽しくて、いつしか時を忘れたこともあった。
窯のメンテナンスや焼成方法などでよく相談に乗っていただいた。
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何年か前の個展のとき、手ぶらで帰るのも何だか忍びなくて、ぐい呑みを一つ買い求めたことがあった。
先生は『まあ、そんなに焦って選ばなくてもいいじゃないですか〜』とまったく商売気がなかった。
私が本当に気に入って買い求めた物でないことを見抜いていたのかも知れない。
今思えばとても失礼なことをしたような気がする。
でも先生はまったく気にしてはいないようだった。
私はそんな先生のお人柄が好きだった。
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ここで先生とお茶を飲みながら語らった、あの日の事が懐かしい。
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人はいつか必ず死ぬ。自分はそのとき何を遺せるんだろうか、
そんなことをふと思った。
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この窯で人生はじめての窯焚きを体験したのが昨日のことのようだ。
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秋田で陶芸で食べて行く。家族を養っていく。
どれほどのご苦労があったのだろうか。
とても量り知れない。
しかし、それを微塵も感じさせない春風のように穏やかな居住いだった。
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奥様の話では、その日の朝の先生は、本当にいつものように新聞を広げて横になっていたのだそうだ。
いつまでも眠っているので、ふざけているのかなと思ったらしい。
そして、そのまま永遠に帰らぬ人となった。
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引き出物の注文で4月に焚いた窯の作品の出来がよくて、次回の窯に強い意欲を持たれていたそうだ。
『本当にこれからと思っていたのに…』声を詰まらせる奥様に掛ける言葉が見つからなかった。
残された奥様とご子息のこれからの人生が幸多いものでありますように。
合掌。
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by maco4459 | 2011-05-07 21:21 | 陶芸 | Comments(0)

花入れ/倉田鉄也

ようやく今日は晴れましたが、まだ風が冷たく、春の暖かさが待ち遠しいところです。
みなさんのところはいかがですか?
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by maco4459 | 2011-04-17 08:36 | 陶芸 | Comments(0)

聖寵なる井戸茶碗 俄羅奢(ガラシャ)

十字架を刻み続ける陶工・丸山陶李さんの作。
井戸茶碗に魅せられた陶李さんは生涯を賭して自分の理想とする井戸茶碗を創り続けている。
その遥かなる道の途上で生まれた井戸茶碗の一つがこの俄羅奢。

技法的に井戸茶碗はとても難しい。
さらに技術だけでなく作者の深い精神性のようなものが要求される。

柳宗悦は井戸茶碗を名も無き陶工が作った雑器と定義した。
私はそうは思わない。
仮に作者は名も無き身分であったとしても、深い教養と自然への畏敬の念と神への篤い信仰があったはずだ。
それが雑器であろうはずがない。
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ガラシャといえば戦国の世に生まれ、気品に溢れ、誇り高く散った美しき花・細川ガラシャ。
そしてガラシャは陶李さんの洗礼名でもある。

この茶碗に『俄羅奢』の銘を付けた陶李さんの想い。
それは他者がとても推し量ることのできない重みを持つ。

数年前、私は恐れ多くも『ガラシャが生まれたときに、その一つをお譲り頂けないでしょうか?』
と無理なお願いをしたことがあった。
それもメールで。
今にして思えば本当に失礼なことだった。

陶李さんのHPで井戸茶碗の存在を知り、そしてその魅力に憑かれた私は、誰のものでもない、陶李さんの作った井戸茶碗が欲しかった。

日々の生活で心が折れそうになったとき、陶李さんのお書きになった言葉で幾度も救われたことがあった。
『陶は人なり』
細川ガラシャ、その人のように美しく心温かく、そして気高き心映えの陶李さんの魂の分身を手元において日々の心の支えにしたかったのだ。

それから時はさらさらと流れた。
時候のご挨拶も欠いた。
しかし陶李さんは私の願いを忘れずにいてくださった。
今年9月の丸善芸術祭に出品予定の井戸茶碗に『ガラシャ』と銘を付けようと想っていると事前にご連絡くださったのである。

迷いは無かった。
私は陶李さんにメールを送らせて頂いた。
『あの時の願いをもう一度言わせてください。ガラシャを私にお譲りいただけませんか』と。

まったく面識も無く、メールで何度かご連絡させていただいただけの氏素性の定かでない人間に、我が身の分身同然の
大切な茶碗をお譲りいただくなど常識では考えられないことだ。

実はお譲りいただくにしても私の手元にはこの茶碗にふさわしい金額を用意出来る貯えもなかった。
そのことも恥を偲んで包み隠さずお話しして相談した。
私はどうしても『ガラシャ』が欲しかったのだ。

その一途なる想いが天に届いたとしか思えなかった。
陶李さんは快諾してくださったのだ。
『ガラシャをお手元において可愛がってくださいね』と。
続けて『箱書きの字はカナになさいますか?それとも漢字がよいでしょうか?』とお聞きになった。
最近、書に関心のある私は何も考えずに『漢字でお願いします』とお願いした。
陶李さんが右手を痛めていらっしゃるのを知らずに。。。
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陶李さんは震える手で箱書きの筆を運んでくださった。

この間、私の手元にガラシャが届くまで陶李さんには格別なるご配慮をいただいた。
私の知らぬところで御心を痛めることもあったに違いない、
きっと。
ただただ頭を垂れ、深く感謝するのみである。

そして今、手元にガラシャを抱いている。
ローランサンの絵のような気品溢れる淡い栗色のボディに星屑を散りばめたような梅花皮。
初めてこの手にかき抱くみどりこのようにふわっとした軽さ。
予想に違わぬ逸品だ。
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最近、遠藤周作の小説に細川ガラシャを扱った作品があることを知った。
ガラシャを『聖寵』と書かせている。
Wikipediaで意味を調べると『神の恵み』と書いてあった。

私にとって井戸茶碗『俄羅奢』はまさに聖寵なのである。

追記
特別に美しい仕覆までつけていただきました。
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陶李さん、ありがとうございました072.gif

丸山陶李さんのブログ

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by maco4459 | 2010-10-11 23:06 | 陶芸 | Comments(0)

カワノホトリ photo review

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多くの素敵な出会いに恵まれた2日間でした。
お世話になったみなさまありがとうございました。
またいつか、どこかで(^^)v

追記
お客さんで来て下さったアルマンド山平さん、初対面なのに意気投合してしまいました。
私のコーヒーカップを気に入ってくださったのですが、既に売約済み。
『また作ったら今度、行商にいきますよ』と言ったら、『アハハ!』とウケてました。
アルマンドさん、本当に行っちゃいますよ018.gif
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by maco4459 | 2010-10-10 23:29 | 陶芸 | Comments(0)